夏休みに差がつく、運動が苦手な子の「1日10分」習慣のつくり方
こんにちは、ぷでぃまです!
長い夏休み、まず知っておいてほしい結論から。運動が苦手な子の習慣づくりは、「1日10分」で十分です。
せっかくの夏休み、少しは体を動かしてほしいけど…
たっぷり時間があるからこそ、つい「1時間走らせよう」と考えてしまいますよね。でも、量を増やすほど続きません。夏休みは差がつくと言われますが、差がつくのは長さではなく、続いたかどうかのほうです。
この記事では、10分から始める理由と、その10分を毎日の生活にくっつけて習慣にしていくコツをお話しします。むずかしい道具も、親の運動神経もいりません。
この記事で分かること
- 夏休みの習慣づくりを「1日10分」から始める理由
- 決まった生活の予定に運動を「くっつける」続け方
- 練習っぽくせず、遊びの中に10分を混ぜる工夫
- できない日があっても崩れない、休む日の決め方
「10分」から始める理由。がんばりすぎないのがコツ

習慣づくりでいちばん多いつまずきは、初日にがんばりすぎることです。
夏休みの初日は、親も子もやる気が高い。だから最初から30分、1時間と詰め込んでしまう。でも、その量を毎日はまず続きません。2〜3日でしんどくなって、そのまま自然消滅していく子を、現場ではよく見かけます。
だからこそ、あえてもの足りないくらいで終えるのがコツです。目安は1日10分。それも「今日はもう終わり?」と子どもが言うくらいで、ちょうどいいんです。
10分なら、暑い日でも、出かける日でも、なんとかできます。続けやすさは、1回の短さがつくってくれます。
嫌がって続かないお子さんの場合は、そもそもの続け方に原因があることも多いです。くわしくは子どもが練習を嫌がる・続かないときにまとめました。
決まった時間に「くっつける」と、夏のリズムが崩れない

10分を続けるコツは、「いつやるか」を毎回考えないことです。
夏休みは学校がないぶん、生活リズムが崩れやすい。そこで、すでにある予定に運動をくっつけてしまいます。朝ごはんの前、お風呂の前、といった具合です。
「新しく時間をつくる」より、「今ある予定にくっつける」ほうが続きます。
すでに毎日やっていることの直前や直後に置くと、「やるかどうか」で毎回もめずにすみます。おすすめのくっつけ先はこのあたりです。
- 朝ごはんの前の10分(涼しくて、頭もすっきりする時間)
- お風呂に入る前の10分(そのまま汗を流せる)
- 夕方、外が涼しくなってからの10分
暑い時間帯をさけるのも大事なポイントです。夏の運動の安全面は夏の練習、続けていい?休むべき?にまとめてあるので、あわせて読んでみてください。
練習っぽくしない。遊びの中に10分を混ぜる

運動が苦手な子ほど、「練習」という言葉に身構えます。だから、練習っぽくしないのが続けるコツです。
やることは、遊びで構いません。じゃんけんして負けたら10回ジャンプ、風船を落とさないように打ち合う、親子でどっちが長く片足で立てるか競う。どれも立派に体を動かしています。
運動が苦手だから、うまく教えられる自信がなくて…
大丈夫です。ここで親に必要なのは、教える力ではなく、一緒にやることのほうです。となりで一緒に遊べば、それだけで子どもは楽しくなります。むしろ、お父さんが先に息を切らしているくらいが盛り上がります。
親の運動神経がいらない遊びだけを運動が苦手な親でもできる、子どもと一緒にやる練習3つに集めました。どれも家の中や家の前でできます。
できない日があって当たり前。休む日も計画に入れる

最後に、いちばん大事なことをお伝えします。できない日は、必ず来ます。
旅行の日、体調がすぐれない日、猛暑でとても動けない日。夏休みには、できない日がたくさんあります。ここで「毎日やる」と決めていると、1日抜けただけで「もう続いてない」と、全部を手放してしまいがちです。
だから、最初から休む日も計画のうちと考えておいてください。「週に何回か動ければ十分」くらいの、ゆるい目標で構いません。
やめ方にもコツがあります。「今日はできなかった」で終わらせず、「今日はお休みの日」と考える。同じ休みでも、前者は失敗、後者は予定どおりです。子どもも、その差を感じ取ります。
夏休みが終わるころ、子どもに残ってほしいのは、運動の記録より「体を動かすのは楽しい」という気持ちのほうです。10分でも、遊びでも、休みながらでもいい。続いた事実そのものが、次の一歩をつくってくれます。
今日できる一歩は、くっつけ先を1つ決めるだけで十分です。「朝ごはんの前に10分」。それを紙に書いて、目につくところに貼る。夏休みの習慣づくりは、そこから静かに始まります。