スポ少・運動系の習い事、入るべき?|迷う親御さんへの考え方
こんにちは、ぷでぃまです!
スポーツ少年団や運動系の習い事に入るか迷っている方へ、先に結論をお伝えします。大事なのは入るかどうかより、今のその子に合う場所かどうかです。
まわりの子がどんどん習いはじめていて、うちも入れたほうがいいのかなって…
夏休みは、体験会や新入団の募集が増える時期です。友だちの話を聞くと、うちの子だけ何もしていないような気がしてきますよね。
でも、運動が苦手な子にとっては、入る場所を間違えると逆効果になることもあります。合わない環境で過ごした半年は、運動そのものを嫌いにしてしまうからです。
逆に、合う場所に出会えた子は、家では見たことのない顔で動きはじめます。同じ子でも、そのくらい環境で変わります。
この記事では、入るか迷ったときに何をどう考えればいいのかを、順番にお話しします。
この記事で分かること
- 入る前にひとつだけ決めておきたいこと
- 体験・見学で本当に見るべき3つのポイント
- 運動が苦手な子に向きやすい習い事の選び方
- 入ったあと「合わない」と感じたときの考え方
- 今は入らない、という選択について
入る前に決めたいのは「何のために入るか」

最初にお伝えしたいのは、目的をひとつだけ決めておく、ということです。ここが決まっていないと、あとで必ず迷います。
上手にさせたいのか、体力をつけたいのか、友だちをつくりたいのか。どれも立派な目的ですが、選ぶ場所はそれぞれ違ってきます。
「なんとなく不安だから」で入ると、続かない場所を選びがちです。目的を先に、ひとつだけ。
とくに運動が苦手な子の場合、最初の目的は「運動を嫌いにならないこと」で十分です。うまくなるのは、そのあとで自然についてきます。
ご家庭の目的と、その団体が大切にしていることがずれていないか。見学のときに確かめたいのは、そこです。
体験・見学では、この3つを見てください

次に、実際の見に行き方です。練習の上手さより、見てほしいところが3つあります。
- できていない子への声かけ … うまくできない子に、どんな言葉がかかっているか
- 控えの子の過ごし方 … 出番のない時間、その子たちが放っておかれていないか
- 保護者の関わり方 … 当番や送迎の負担が、家庭で続けられる範囲か
いちばん大事なのは、ひとつめです。できる子への声かけは、どこの団体でも明るいものです。差が出るのは、できない子に向けた言葉のほうです。
練習の内容じゃなくて、指導者の言葉を見るんですね。
そのとおりです。練習メニューは通ううちに変わりますが、その場の空気はあまり変わりません。
三つめの保護者の負担も、正直に確認しておいてください。無理をして始めた当番は、続きません。始める前に聞くのは失礼ではなく、お互いのためです。
運動が苦手な子には、順番の見える場所を

三つめは、種目の選び方です。運動が苦手な子には、向きやすい特徴があります。
- 順番が見える … 次に何ができればいいのかが、はっきりしている
- 人と比べにくい … 勝ち負けより、自分の記録や技が中心になる
- 待ち時間が短い … 動いている時間が長く、退屈しにくい
体操教室や水泳が最初の一歩に選ばれやすいのは、この3つを満たしやすいからです。今日できることが階段のように並んでいると、苦手な子でも自分の伸びが分かります。
試合の勝ち負けから入ると、苦手な子は最初の数か月がいちばんつらくなります。
チームスポーツが向かないという話ではありません。ただ、はじめの一歩としては、自分の伸びが自分で見える種目のほうが、気持ちが折れにくいんです。
そして、始める時期を焦る必要もありません。年代ごとに伸びやすいものは入れ替わっていくので、あとから始めても伸びしろは残っています。その考え方はゴールデンエイジは過ぎたら手遅れ?にまとめました。
「合わない」と感じたら、やめるのは失敗ではありません

四つめは、入ったあとの話です。合わなかったときにどうするかを、先に考えておいてください。
現場でも、入団して数か月で表情が消えてしまう子はいます。原因は本人の努力不足ではなく、その子とその場所の相性であることがほとんどです。
やめたいって言ったら、がんばりが足りないって思われるかな…
そんなことはありません。合わない場所を離れるのは、逃げではなく選び直しです。むしろ、無理に続けて運動ごと嫌いになるほうが、失うものは大きくなります。
ただ、決める前に一度だけ立ち止まってください。嫌なのは種目そのものなのか、特定の場面なのか。「試合が怖い」「大きい声が苦手」など、理由がはっきりすると、次の場所選びがぐっと楽になります。
やめるときは、続いた期間をちゃんと言葉にしてあげてください。「半年通えたのはすごいよ」。その一言があるかどうかで、次に踏み出せるかが変わります。
今は入らない、という選択もあります

最後に、いちばん伝えたいことをお話しします。習い事に入らないことは、遅れではありません。
外の教室でしか運動が身につかない、ということはないんです。公園で走り回っている時間も、家で親と体を動かす10分も、体はちゃんと育っています。
入らないままでも、大丈夫なんでしょうか。
大丈夫です。実際、家で少しずつ体を動かしてから自信をつけて、あとから自分で「入りたい」と言い出す子もいます。その順番のほうが、本人も続きます。
家でできることは、思っているより多いです。親御さん自身が運動を苦手にしていても問題ありません。やり方は運動が苦手な親でもできる、子どもと一緒にやる練習3つにまとめました。
今日できる一歩は、気になっている教室の体験に、申し込みだけしてみること。入るかどうかは、その日の帰り道にお子さんの顔を見てから決めれば十分です。