練習と大会でタイムが違う? 記録を比べる前に確かめたいこと
練習と大会のタイムを比べる前に、計り方を確かめてみてください。私は、成長を見る記録と、動きを確かめるタイムを使い分けています。
こんにちは、ぷでぃまです!
同じ距離を走っていても、計り方が同じとは限りません。今回は計時の違いと、私が練習で見ていることをお話しします。
この記事で分かること
- 手動計時と全自動計時の違い
- 私が練習で計るときのスタートとゴール
- 大会の記録と練習のタイムの使い分け
- 記録と一緒に見てほしい、目標へ取り組んだ姿勢
タイムを比べる前に、計り方の違いを確かめる

私の練習では、人がストップウォッチでタイムを計ります。これが手動計時です。
一方、大会で使われる方法に、写真判定による全自動計時があります。スタートの合図で、時計が自動的に動き始める仕組みです。フィニッシュは、ラインを写したカメラの画像で判定します。
ただし、大会の計時がすべて全自動というわけではありません。 日本陸連の規則では、手動計時も認められています。(出典:日本陸連・2026競技規則TR19、19.1・19.5・19.13)
練習と大会で計り方が違えば、タイムにも違いが出ます。数字を見比べる前に、どう計った記録なのかを知っておきたいですね。
私のところでは、この違いを子どもたちも理解しています。初めての子が知らなければ、まず計り方の違いを説明します。
練習では、スタートの合図とゴールの胸を見ています

ストップウォッチは、合図と同時に
私の練習では、スタートの合図に笛を使っています。笛がないときは、手を叩く方法です。
その前の声かけは、中学生なら「On your marks」。小学生には「位置について、ヨーイ」と言っています。
ストップウォッチを押すのは、スタートの合図と同時です。ただ、離れた場所で笛の音を聞くと、音が届くまでに時間がかかります。
そこで、手を下ろすなど、見える合図もあるといいと思っています。これは、私からの練習での計り方の提案です。
公式の手動計時では、スタート信号器の光や煙で計測を始めます。(出典:日本陸連・2026競技規則TR19.7)
ゴールは、足や頭が入ったところではありません
練習で私が目安にしているのは、胸です。ゴールのラインと胸が重なるところで、ストップウォッチを止めます。
公式規則で判定する部位は、胸だけでなく「胴体」です。頭・首・腕・脚・手・足は含みません。基準は、ゴールの線のスタート側の端から真上に伸びる面です。そこへ胴体が届いた瞬間をとらえます。(出典:日本陸連・2026競技規則TR19.2)
私が見ている子の中にも、ゴールで足を伸ばす子がいます。でも、足を先に出したところで計るわけではありません。
ゴールで急に止まってしまう子もいます。私は、止まらずに走り抜けることを大切にしています。
成長は大会同士で、練習では動きを見る

子どもの伸びを見るとき、私が基本にしているのは大会同士の記録です。
練習のタイムは、練習中の動きを確認するために使っています。見ているのは、スタートや中間の走りです。
大会の記録で成長を見て、練習のタイムで動きを確かめる。 これが私の使い分けです。
目標へ取り組んできた姿勢も、褒めてほしい

保護者の方には、記録だけでなく、頑張ってきた過程も見てほしいです。目標に向かって練習に取り組んだ、その姿勢のことです。
子どもが認められることへの私の考えは、あとから伸びる子の話でも書きました。
次に記録を見るときは、目標へ取り組んだ姿勢も褒めてあげてください。
※競技規則の確認日:2026年9月30日
